Last Updated on 2021年5月20日 by pandamon1919
投稿日:2021年05月18日 更新日:2021年05月18日
アオアシあらすじ・ネタバレ
アシト「あれって都庁スか?」
運転手「・・・ただの百貨店だよ。・・・で、どこ行きたいの?」
アシト「東京シティ・エスペリオン、サッカータウン。」
運転手「・・・きみ、中学生かそこらだろう。こんなところまで一人で乗ってきて・・・ねぇ?」
アシト「サッカーやりにきたんスよ。」
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多くのスポーツと同じように、サッカーでも「高校生年代」のことぉ指す。
高校生=ユース
中学生=ジュニアユース
小学生=ジュニア。
しかしサッカーの場合、さらに踏み込んでこの言葉を使う。
「クラブユース」の意味である。
つまり、サッカークラブ各々が持つ育成組織のことであり、
特に日本では、Jリーグチームに設置を義務付けるようになってから、
全国に普及した。
これと対極をなすのが高体連サッカー。
部活動のサッカーである。
有力な学校か有名なクラブユース、どちらかに所属することが、
プロサッカー選手への近道と言われている。
バン
紀子「一晩中どこほっつき歩いてたんよ、葦人!!ケーサツにまで連絡してしまったんよ!?いろんな人が総出で探しに出てくれて・・・あとでお礼に回りな!?」
アシト「・・・」
紀子「なんでそんなボロボロに・・・」
アシト「監督が「セレクション受けに来ねぇか」って。」
短髪女子「大会・・・残念だったけど応援したかいあったよ!あたし達、演奏しながら燃えちゃった!」
長髪女子「で・・・でもどうするん進路?推薦のアテなくなっちゃったんでしょ?」
3年「おーい、アシトも!バカやってんじゃねーよ。せっかく来てんだからサッカーやっていこうで!!」
アシト「おー。やるか。いいよね?監督。」
監督「おおーやれやれ。」
紀子「東京なんて無理に決まってるやないの!!!あんんた、何歳よ!!」
瞬「母さん。」
紀子「中学生じゃない!しかもサッカーしに行くって・・・うちの経済状況わかってんの!?」
アシト「・・・」
紀子「・・・お金がないんよ・・・」
アシト「ああそうだな・・・いいな・・・」
・・・
アシト「あれっ、瞬兄!」
瞬「お前 最近遅いだろ。今日バイト休みだし迎えにきてやったんだ。あ、これやるよお前に。」
アシト「?」
瞬「ほら帰るぞ。」
瞬「お前の話聞いてから、慌てて調べたってわけじゃないぜ。もともと有名なんだ。地元はこの愛媛だし、・・・と言っても小学生までしかいなかったらしいが・・・選手として活躍したのも10年以上前だ。オマエが知らなくて当然か。」
瞬「存在は大きく知れ渡り、ビッグクラブからのオファーもあるんじゃないかって・・・よくニュースで騒がれてたよ。」
アシト「おおおお!!それで!?」
瞬「俺が記憶してるのはここまでだ。たしかそのシーズンの最終戦で、信じられないような怪我を負ったんだ。復帰してももう一線ではプレーできず、それでも現役に固執しマイナー国のクラブを転々とするが・・・たいした活躍はできなかった。・・・日本のクラブに戻ることなく、いつの間にか引退してたんだな。早熟の天才だ。まさかユースの監督をやっているとはね。」
福田監督「世界へ連れていってやる。そのためのユースだ。必ず受けに来い。」
アシト「・・・ずっと胸の高鳴りが収まらねえんだ・・・なんなんだこれ・・・」
アシト「・・・」
瞬「それだけ貯めるのに数日かかった。大事に使えよ。母さんにはうまく伝えとく。何があるか、その目で見てこい。」
アシト「こ・・・これ全部、サッカーの施設!?ス・・・スタジアム、敷地ん中にあんのか!?嘘・・・だろ。Jリーグって・・・もうかってんのか・・・?」
バラバラバラ
アシト「・・・え?あ、ごめん。」
花「エヒメの?」
アシト「え あ そうやけどなんで・・・」
ズブッ
花「髪だ。バルデラマみたいなやつが来るって、聞いてたからな。あたしが言ったんじゃないぞ。兄ィが言ったんだ。」
花「ついてこい!セレクション会場、案内してやるぞ!」
・・・
花「総勢86名。各自ウォーミングアップ中。」
花「何考えてんだ兄ィは。持ってくれてありがとう。受付は向こう。受験料5千円sこで払え。頑張れ張り切れじゃあな。」
アシト「すげぇ・・・芝生。」
東京シティ・エスペリオンFC
福田監督「今日はみんな・・・」
福田監督「次世代を育てられないチームには未来はない。具体的に言えば、トップチームのスタメンにユース出身者が6名以上いないチームは育成が機能していないと俺は思っている。」
アシト(スタメン11名のうち6名!?半分以上がユース出身じゃないといけないってことか!?)
福田監督「だが、このクラブは去年と今年、ほとんどの試合でそれを達成している。そんなチーム、日本にほとんどないんだぜ、世界的にも数が少ない。手薄なポジションがあったら、外国人獲ったり他チームから引き抜いたり、レンタルしたり、いろいろとやりくりするのが、プロサッカークラブの宿命だ。でも、それはギャンブルなわけだよ。高い金出して獲ってきた選手が期待外れだったらどうする?チーム環境になじめなかったら?怪我持ちだったら?戦術にフィットしなかったら?「獲る」ってのはしょせんミズモノさ。」
福田監督「どこでサッカーしようと、お前らうまく育て!這いつくばってもプロになれ。しかも、ただのプロじゃねぇ。良いプロになれ!」
ドクン ドクン ドクン
アシト(やべえ。Jリーグのこともユースのことも、このクラブのこともよく知らねぇ。言われるがまま来たようなもんやのに・・・もう、胸の高鳴りが、収まらねぇ!)
ドクン
アシト(必ず何かをつかんで帰るからな、瞬兄。)
スポンサーリンクアシト(へ!?)
福田監督「では、セレクションを始める」
アオアシ感想
瞬兄がアシトに軍資金を渡しましたね。そしてエスペリオン到着早々、花には嫌われてる感じ?セレクションどうなるのか?次が楽しみですね♪